精神科医の言葉に傷ついてしまった…?

思い切ってお子さんと精神科を受診してみたけど,医師の言葉に傷ついてしまった…。

ときどき,そんな話をお聞きすることがあります。

大きく分けて,2とおりのパターンがあるように思います。

 

ひとつは,精神科医の側に配慮が足りない場合。

 

たとえば,これまで一生懸命お子さんのことを思っていろいろ心を砕き身体を張って関わってこられたお母さんお父さんに,親の対応のまずさを指摘し非難する医師が…ごく稀に…いないとも…限りません。

お子さんを精神科に連れて行くのだってこんなに苦労したのに,やっと受診できたと思ったらこんなふうに責められるなんて!

 

たとえば,やっとの思いでお子さんを受診させたのに,気配りに欠ける病名告知をされた,といったことも考えられます。

せめて,もう少し時間を掛けて,丁寧に伝えてほしかった…。

 

そういう親御さんのお気持ち,ごもっともだと思います。

…私自身も,あのとき親御さんの心を傷つけてしまっただろうなぁ,もっと別の言いかたをすればよかったなぁ…と,ふと以前の診察場面を思い出すことがあります(反省)。

 

 

そしてもうひとつは,医師が敢えて厳しい言いかたをしている場合。

 

「お子さんの暴力は許さないで,必要なら警察を頼るくらいの覚悟をしてください」

「お子さんの状態はおそらく生涯大きく変わることはないから,理想や希望を高く持ちすぎないようにしてください」…

 

医師としての厳しい判断をお母さんお父さんにしっかり受け止めてほしくて,厳しい言葉を使ってお話しすることがあります。

でも,そんな言葉が親御さんの心に突き刺さることだってありますよね。

 

 

いずれにしても,「この医師の言葉には納得できない」と思ったら,セカンドオピニオン的に他の専門家の意見を聞いてみるというのはひとつのよい方法だと思います。

そうすることで,最初の医師の言葉の真意がはっきりするかもしれません。

 

精神科医だって人間ですから,お子さんやご家族と精神科医の相性が合わないことだって当然ありえます。 ほんの数日くらいの“短いおつきあい”では終わらないことも多い関係ですし,どうせ診てもらうのなら相性の合う医師のほうがいいですよね。

 

ただ,あまりたくさんの医師に次々会いに行くのはちょっとオススメできません。 お子さんだって親御さんだって,1回ずつ会う医師から毎回ちょっとずつ違うことを言われると混乱してしまうでしょうし,いつまでたっても本格的な治療が始まらないことにもなりかねません。

 

今よりも楽になりたい!と思って受診を決心したのに,医師に会うのが苦痛なようでは本末転倒ですよね。

 

少しでも通うことを負担に感じないような受診先・主治医に巡り会っていただけたらいいなぁ…と願っています。

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コメント: 15
  • #1

    にゃん (月曜日, 13 9月 2010 17:35)

    精神科医にいわれて嫌嫌だった言葉・・・
    かつての私は不潔恐怖のため外出先ではお手洗いを一切
    使えませんでした。

    これについて、主治医から
    「それくらいは自分で何とかしなさい。私たち医師だって
     がんばっているのだから、患者も努力しないと」
    と言われました。
    「それくらい」ができないことが私にとっては大問題でしたし、
    「それくらい」以外には医師に何も求めていなかったのですが・・・。
    医師がいったい何をがんばっていたのか、私に何をしようとしたのか
    未だに疑問です。
    同様のことは複数の医師から言われました。

    診断を無神経に告げられる程度で傷ついていたら、患者にはなれない
    受診できないのが実情だと思います。
    ひどい現実ですが・・・。

  • #2

    child-mental-health (月曜日, 13 9月 2010 23:05)

    コメントありがとうございます。
    おつらい体験だったと思います。

    私の想像ですが,おそらくその複数の医師たちは「不安に対して薬物療法を行うことはできる。でも『外出先でお手洗いに行けるようになる』特効薬があるわけではないし,不安を軽減しながら実際にお手洗いへ行ってみるというチャレンジをするのはあなた自身」と言いたかったのではないでしょうか。

    たとえば,トイレに一歩足を踏み入れるだけでもダメなのか,除菌シートやアルコール綿を持って行ってみたらどうか,ホテルなど管理の行き届いたトイレならどうか…外出先のお手洗いへのアプローチはいろいろ考えられますよね。

    でも,一般精神科のクリニックなどではこのあたりのことを医師に丁寧に取り扱ってもらう時間はなかったことと思います。

    「お薬だけではたぶん解決しないよ」
    「カウンセリングも併用するのを勧めます」
    って主治医の先生が教えてくださればよかったかもしれませんね。

  • #3

    にゃん (火曜日, 14 9月 2010 07:32)

    想像の内容が実態とかけ離れているので追記です。
    医師には他の医師が行う診療を見学する機会が乏しく、
    意外と知らないことも多いでしょうし・・・。

    外来での曝露反応妨害法が無効だったため、当時の主治医から
    「どうすればよいのかわからないので入院して検査を受けてほしい
     入院がいやなら診療はできない」
    と言われ、
    「入院しようにも病棟のはっきり言って汚いトイレは使えない。
     せめて新病棟の比較的きれいなトイレから挑戦したい」
    と言った結果の
    「それくらいは自分で・・・」
    でした。
    特効薬があるくらいなら、世の医療者の多くは失業しますし
    医師に本当に何もできないなら、入院なんて勧めずに
    「できない」
    とはっきり言って欲しいのです。
    医療に限界があり、医師の努力で解決できないように、
    患者にだって努力では解決しないことがあります。
    当時の私はお手洗いに行けない不便さのため、自分で食事制限・飲水制限
    をしていました。
    そもそも「トイレを使えない」問題の解決策として「無理やり汚い
    トイレを使う」なんて本末転倒です。

    主治医の所属先は国立の大学病院です。
    私は臨床研究の被験者だったので、面接は1回50分と通常保険診療では
    考えられない長さでした。
    医師が説明する時間も、患者が話す時間もたっぷりありました。

    「嫌な気持ち」については、嫌な気持ちを抱くほうが悪いこともあるので、
    それだけではなんとも言えません。
    しかし医師の技術水準や説明責任については、医師には業務を遂行する義務があります。

  • #4

    child-mental-health (火曜日, 14 9月 2010 17:34)

    補足情報ありがとうございます。
    そんなにも特殊な状況下で専門的な治療を受けていらっしゃったのですね。
    私も大学病院で臨床研究をしていましたから,よくわかります。

    この場合は,主治医の先生はおそらく最終手段として入院を勧めたのだろうと思います。研究も絡んでいますし,先生は「これ以上治療できない」と言えない立場だったでしょうから…。

    でも,自宅以外のお手洗いの使えない患者さんに入院してトイレを使ってみようというのはいくらなんでもちょっと難しい提案ですよね。

    …ところで,この治療はこども(児童期・青年期)のときのお話しなのでしょうか?

  • #5

    にゃん (火曜日, 14 9月 2010 20:35)

    医師の立場・・・のために診療を行うのですか?
    できもしないことをするのが正しい?
    どんな治療にも副作用はつきものですし、「できない」と
    言われたら患者は他の医師を選べます。

    また、先のコメントであげてくださった「薬物療法のみでは解決できない」
    「カウンセリングを併用すべき」「患者も努力を」については、
    無料のウェブサイトや一般向け書籍で十分得られる情報です。
    わざわざ受診しなくてもわかります。
    カウンセリングをできる人がなかなかいないことを知っていたから
    こそ、1回に50分もかけられる被験者になりました。

    私も人を対象に介入研究をしたことがあります。
    指導者からの「最優先事項は被験者個人に参加することで得られる
    メリットを作ることだ」「他の誰かのために目の前の人が犠牲になる
    義務も義理もない」を肝に銘じてきました。

    治療の時期は20代半ば、成人してからですが発症は10歳です。
    こちらにお邪魔するのは成人がメインの精神科医が診療したがらない
    小児の行き場をなんとかしたいという希望からです。

    ブログ本文中に医師がわざと「厳しい」発言をするケースとして、
    将来の希望を制限する発言があがっていますね。
    誰にも限界はありますが、医師にはそれを決める能力も権利もありません。
    あくまでも医学的判断にとどめるべきだと思います。
    まだまだ「お医者様」という言葉がまかり通るくらい影響の大きい職業
    につく人なら、尚更慎重な発言が必要でしょう。

  • #6

    child-mental-health (水曜日, 15 9月 2010 02:04)

    私はあくまで主治医の先生のお考えを想像することしかできませんが,きっと先生は外来診療での限界を感じておられたんですよね(「どうすればよいかわからない」と)。だからヒントを得るための検査入院を勧めて,でも入院に同意いただけないなら自分にはこれ以上診療はできない(他の医師のもとでの治療を受けるという選択肢もありますよ)とおっしゃったのではないでしょうか。

    研究担当者の立場としてにゃんさんに時間のたっぷりある診療枠を使っていただきたいけれど,今のまま外来診療を続けていてはお役に立てそうにない…そんなお気持ちだったのかなと想像します。医師の立場のために診療している,というわけではないのではないでしょうか。

    ところで,このブログも含めて当サイトは,児童青年期のお子さんの心の悩みの相談について悩んでいらっしゃるご家族への情報提供を目的としています。

    大変申し訳ないのですが,個別の事例について振り返るための場ではないと私は考えていますので,この件に関してはこのコメントで最後とさせてください。

  • #7

    child-mental-health (水曜日, 15 9月 2010 02:13)

    すみません,補足です。

    ご指摘の「将来の希望を制限」については…
    前主治医の元でそのように言われて,セカンドオピニオンとして私の外来を受診してくださった小学校高学年のケースでした。もう何年も前の話です。

    たしか就学前に知的障害を伴う発達障害の診断が出ており,でもご両親が教育熱心で「あの学校へ行けばこどもは伸びる」と地域でトップクラスの進学校へ中学受験させようと厳しく叱りながらお子さんを複数の塾に通わせていた…といった状況でした。お子さんにはチックなどさまざまな二次症状が出ていました。

    ご両親のお気持ちは痛いほどわかるのですが,このままではお子さんの健康な心の育ちが却って危惧される…そんなケースでのお話です。

  • #8

    にゃん (水曜日, 15 9月 2010 11:05)

    もうこの件にはコメントいただけないそうですが・・・。

    主治医の交代ならこちらから申し入れました。
    しかし重要な話をすると、いつも「上司と相談しないと・・・」
    とだけ言って主治医はすごすごと去りました。
    次に会ったときに上司と相談した結果についてたずねると、
    「その件はまだ・・・」
    の繰り返しでした。
    入院中、退院の希望を言っても
    「任意入院なので制度上は可能ですが・・・」
    を繰り返すだけで、一向に退院手続きに入りません。
    たとえ入院中でも病院内の比較的きれいなお手洗いを使えたはず
    なのに、「使いたい」と言っても禁止されました。
    結局、自主的に食事・飲水を制限して排泄の回数を減らしました。

    結局悲壮感たっぷりに入院したところ、入院28日目に教授の代理で
    回診をした他分野が専門の講師が入院中の主治医に
    「あなた4週間も何をしていたの?!○○研に相談しているの?!」
    と怒鳴りつけた次第です。
    それでも入院中の主治医は
    「あの講師は何もわかっていないから、講師の発言は気にしないように。」
    と取り繕っていました。

    講師の言葉が正しければ主治医が間違っていますし、
    主治医の言葉が正しければ講師が間違っています。
    少なくとも片方は明らかに悪いのです。

    外来で研究を担当していた医師は私が
    「月経が2回連続停止した(3回目は時期的にまだ)」
    「人前で気分が悪くなって意識を失い、救急車で搬送される事態に
     なった(偶然居合わせ救急車に同乗してくれた医師によると、
     発見から1分ほど意識がなく脈が触れずチアノーゼがでていたそう
    です)」
    「自傷行為をしてしまった(患者から言うのは罰の悪い発言です)」
    のすべてにたいし、
    「研究とも薬の副作用とも関係ありませんので大丈夫」
    と言いました。
    有害事象として上司に報告すべきだと思いまし、研究や薬物との
    関係はどうあれ「大丈夫」ではないと思います。
    その医師は現在では良い研究成果を挙げたとして、講座のサイトに
    名前が載っています。
    都合の悪いデータを握りつぶすことだって、悪意があればできます。

    児童精神科領域における情報提供には私も賛同します。
    しかし、医師にとって都合の悪い情報を隠すなら反対です。
    支援の必要な人にはよき支援者に出会ってほしいと思います。
    私自身が会ったことのある発達障害児療育担当者の中には
    児の認知・行動様式の把握に長けた人など、優秀な人もいます。
    親御さんによる障害受容への配慮に優れた人も知っています。
    そういう人にぜひ出会ってほしいです。
    無能・怠慢な支援者から自己防衛するのも必要です。

    被験者だったのは児童期かと質問なさったので、時期もお答えしました。
    そちらからの質問にこちらが答えたら「個別の事例は・・・」
    とコメントを拒否なさる。
    質問ではなく独り言だったのでしょうか?
    時期が児童期であるか否かと、個別の事例か一般論かは別問題です。
    単に「ケース検討はしない」のであれば、私が個人的体験を一度書いた
    時点でそうおっしゃるでしょう。

    セカンドオピニオンとして受診なさったお子様、私なら
    「お子様が二次障害を起こさずにすむように、よりお子様自身が
     伸びるように期待してください」
    と言います。
    後出しじゃんけんですし、私には医師免許もありませんが。

  • #9

    child-mental-health (水曜日, 15 9月 2010 17:28)

    いくつか誤解があるようなので,お詫びと訂正をさせていただきますね。

    受診時期をお尋ねしたのにそれにお答えせずにごめんなさい。
    児童青年期のことであれば,このコメント欄を読んでいただくことでこのブログを見てくださる方のご参考になる部分もあるかも…と思ってお聞きした次第です。最初のコメントの時点でお尋ねすべきでしたね。申し訳ありません。

    それとは別に,個別の事例という点について一切扱わないというつもりはないのですが,個別の事例について「振り返る」ための場ではないと申し上げたかったのです。たとえば,現在お子さんのことで受診中の方が今後どうすればよいか迷っていらっしゃるようなときには,このコメント欄で個別にご相談いただければよいのかな,と考えています。

    前のコメントで伝わりづらかったかもしれませんが,セカンドオピニオンのケースについて「理想や希望を高く持ちすぎないように」と親御さんに伝えたのは,私ではなく前医です。おっしゃるとおり後出しじゃんけんになってしまいますが,ご本人には負担が大きいように思えるということは私からもお伝えしました。

  • #10

    にゃん (木曜日, 11 11月 2010 03:09)

    いただいたコメントへの失望のあまり長らくお返事できませんでした。
    私が経験した有害事象や講師に叱責されて患者に言い訳をした
    医師についてまったく言及されていない、黙殺されているので。
    個別の事例については扱わないと言ったかと思えば、場合によっては扱う
    と言う・・・と変わるのですね。

    私が受診したのは児童期ではありませんが、同じような被害にあう
    小児患者がいてもおかしくはありません。
    私のコメントは「世の中にはこんなひどい医師もいる」という有用な
    情報だと思います。

    私には被験者になるにあたって事実上拒否権はありませんでした。
    ・他の医療機関では無理だと思う
    ・当院ではスタッフの人数の都合上、臨床研究被験者しか診療しない
    と言われたのですから。
    被験者となるため、せっかく有効だった薬物(レキソタン)を
    辞めさせられました。
    また、50%の確率でルボックスを処方されました。(残る50%は偽薬)
    私は過去にルボックスを服用してひどいアカシジアが出現し、
    耐え切れずに窓から飛び降りかけた過去があったので当然
    伝えました。
    「大丈夫」
    の一言で済まされました。
    ルボックスはすでに市販されているのですから、ルボックスが合う人には
    100%のルボックスを処方すべきだし、合わない人には処方してはなりません。
    プロトコール自体が倫理違反です。

  • #11

    にゃん (木曜日, 11 11月 2010 03:10)

    薬物療法と行動療法の併用とのことで、曝露反応妨害法と自律訓練法
    から「無作為」に片方が選ばれました。
    私には自律訓練法が割り当てられました。
    ハズレです。
    明らかに無効な方法をプロトコールに組み込むのも倫理違反です。

    治療に先立ってうんざりするほどの検査がありました。
    「次回は心理検査があります」
    と言われ、どんな検査かとたずねると
    「診療報酬は○○○点です」
    としか教えてもらえませんでした。
    心理検査当日にも「心理検査」としか説明がなく、どれくらい
    時間がかかるのかも何を調べられているのかもわからず、
    次々に新しい課題を出され、課題によっては長時間記憶を
    保持せねばなりません。
    ひたすら苦痛な時間でした。
    たとえばWAISの理解の課題なんて、
    素人が見るとP-Fスタディあたりと同じ目的の検査であるかに
    見えてしまいます。
    知能検査だと知らなかったばかりに期待されない回答を
    してしまい「社会的成熟度が低い」と判断されました。
    名称は不明ですが、犯罪傾向や性的逸脱行為など非常に不名誉な
    質問紙にも回答させられました。
    ロールシャッハテスト、レキソタン服用を禁止されてから
    体調がひどく悪くこれも甚だ苦痛でした。

  • #12

    にゃん (木曜日, 11 11月 2010 03:11)

    わざわざ強迫観念を惹起させることを強制されてのfMRIも
    受けさせられましたが結果説明は一切なしです。

    それらを経て50%の確率でのルボックスと、自律訓練法が開始されました。
    その期間に生じたのが以前コメントした月経停止、失神、自傷行為、
    加えて過食のために3ヶ月で10キロも太りましたし、睡眠中に突然
    呼吸が苦しくなって覚醒し朝まで眠れなくなりました。
    それまで強迫症状はほぼ不潔恐怖のみだったのに、増えてしまいました。
    その都度医師には伝えました。そのたびに
    「副作用ではありませんから」
    で済まされました。

    後に不信感のあまり医師に直接カルテ閲覧を頼み、閲覧したところ
    すでに心理検査の結果で曝露反応妨害法は無効であろうことが
    書かれていました。
    それなのに被験者にされたのです。
    もしや無効とわかっているからこそ対照群に割り付けられたのかと
    邪推さえしてしまいます。

    結局知人の医師に「被験者を辞めたいけれど、辞められない」
    と相談したところ、
    「今すぐ何が何でもやめろ」
    と背中を押してくれ、やっと被験者ではなくなりました。

  • #13

    にゃん (木曜日, 11 11月 2010 03:12)

    しかしこれでは終わりません。
    被験者になる前と比べて明らかに悪化した病状のため、入院を
    指示されたのです。
    ベッドが満床(実際にはベッドは空きだらけで人員不足)で
    何ヶ月も待ちました。
    その間お試し程度に曝露反応妨害法を行いましたが、
    心理検査でも示唆されたとおりまったく無効でした。
    被験者にならなければ病状は悪化せず、入院も不要だったのではないかと思います。
    被験者になることを強要され、入院したら今度は私の退院要求に
    対してめったやたらと「任意」「任意」と暗に強制入院をちらつかせる。
    教授回診の日は外出禁止にもかかわらず肝心の教授はカルテの
    表紙しか見ていない。
    入院中、服薬しようと思ったら内容が違っていたのでナースに告げたところ
    医師が来ましたが、医師から
    「薬の変更をなぜわざわざ患者に言わなければならないのですか?」
    と不機嫌そうに言われました。
    予定より入院が伸びても何も説明がないので、廊下で見かけた上級医に
    「入院が予定より伸びた理由は何ですか?入院中これまでしてきたことは
     外来でもできると思いますが」
    と言ったところ、驚くべきことに
    「経営のためです」
    と言われました。
    全うな医療をすると、保険診療で採算を取るのが困難なことは
    知っています。
    経営のためなら自由診療にすればよいでしょうに!
    入院中、血液検査を行ってまだ結果の説明もないうちに次の
    採血をされたこともあります。
    起床時刻前に放送で呼び出されてのことでした。
    結局月経周期の確認さえしていなかった主治医が軽度の
    貧血を深刻に考えただけでした。

  • #14

    にゃん (木曜日, 11 11月 2010 03:13)

    二人の医師に囲まれ、なぜか私の所属研究室の場所を尋ねられた
    ことがありました。
    私は同じ大学の学生だったのです。場所を伝えると
    「あんなボロイ研究棟じゃロクな研究やってないでしょう」
    と嘲笑されました。聞き違いかとも思いましたが、複数回
    言われたので違うでしょう。

    入院中は被験者ではなかったのに、「研究の続きでY-BOCSをとらせて
    ほしい」と言ってきた医師がいて1時間もつき合わされました。

    現在の私には当時の医師たちの顔がしばしば突然よみがえります。
    恐怖にさいなまれます。
    眠るために目を閉じると医師の顔が次々に浮かぶので、うまく
    眠れない日々が続いています。
    ひどい目にあってから何年もたちますが、この1ヶ月ほどで
    急にそういう状態になりました。

    私が不勉強だったのですが、「児童青年精神医学とその近接領域」の
    バックナンバーをさかのぼると、門眞一郎氏が非人道的研究について
    警鐘を鳴らしていらっしゃいます。
    昨年の総会でも被験者の権利とは別の視点から研究倫理について
    ご発言なさっています。
    こうした情報も黙殺なさるのでしょうか?

    別件ですが、セカンドオピニオンのケースでは
    「理想や希望を高く持ちすぎないように」
    という発言を患者にとって不快ではあるが正しい発言として
    ご紹介なさったのですよね?
    誰の発言かなどと論点をすりかえて責任転嫁ですか?

    今回は削除されることを覚悟の上で書きました。

  • #15

    にゃん (木曜日, 11 11月 2010 06:40)

    十分に嫌がられていることを承知で追記です。

    私は被験者でなくなるのと前後してひどいうつ状態に陥りました。
    寝返りを打つのも苦痛で、体のあちこちに痛みを感じては
    「寝返りを打たないと褥創ができるから」と必死で姿勢を変えていました。
    横になっていると、ふと眠っているわけでもなさそうなのに
    記憶が欠落していたこともあります。
    一人住まいで食料の調達もできず、仮にできても食べられない状態でした。
    一日に口にするのは薬と水道水だけでした。
    1ヶ月ほどそんな状態でした。
    この状態でもアナフラニールとレキソタンの内服のみです。
    この状態を外来で管理するのが正しいでしょうか?

    入院中には主治医が私に内緒で学生時代の通知表等を取り寄せました。
    無断での行為に抗議すると
    「なぜいけないんですか?」
    でした。
    また、不潔恐怖の状態を確認するためと称して私にとってもっとも苦手な
    お手洗いを使う場面を医師に凝視されたこともありました。
    耐え難い屈辱です。
    その後、入浴場面も見せるように言われました。
    こちらは何とか断りました。
    トイレを使う姿を見て何がわかったのかたずねても
    「特にこれといって・・・」
    でした。
    屈辱的といえば、入院中に洗濯した下着を大勢が回診にくる
    病室に干させられたのもひどかったです。
    他の病棟には乾燥機があるのに・・・。

    私が同級生と大学キャンパス内にいたときに「精神科」
    と書かれたネームプレートをつけた主治医が
    「こんにちは。体調はどう?」
    と話しかけてきました。
    同級生には私が精神科の患者であることがばれました。
    以後私は
    「精神疾患持ちの人物を推薦すると大学の信用が落ちる」
    「向精神薬を飲んでいる奴にはろくな仕事ができない」
    「病人が合格すると後々先方に迷惑」
    と3人の指導者から推薦状の執筆を断られ、進路を断たれました。
    守秘義務違反は患者を社会的に抹殺します。

    看護師もひどいものでした。退院前日になって
    「これから看護計画を立てるから面接をしたい」
    と言ってきたプライマリーナースや
    「食事での座席を自由席にすると、席を替えたときに自分は
     嫌われたと思い込む人がいるから座席は指定制」
    と被害妄想のある患者の看護を別の患者に押し付けて平然としている
    看護師、特定大学の学生をなぜか特別扱いする看護師、床に落とした
    薬をそのまま患者に飲ませた看護師、私が持ち込んだ書籍を用も
    ないのに触る看護師(あとで苦労してアルコール消毒しました)、
    不眠時の頓服が処方されているのに真夜中まで私に知らせず、
    しかも処方薬は私に会わない薬(薬歴を確認しない医師の怠慢)
    だったので断ると「いい薬だから」と無理に飲ませようとした
    看護師、枚挙に暇がありません。

    デイルームはタバコの煙が蔓延していられたものではないし、
    テレビも病棟に一台のみです。
    私の病室はナースステーションよりも外にあったので、
    いつ不審者が入ってきてもおかしくありませんでした。
    ハード面についても難点を挙げるときりがありません。

    カルテはばらばらの一枚ものの紙を一つしかポケットのないファイルに
    放り込むだけの形式で、診療科ごとに管理していました。
    いつ紛失されるかハラハラしますし、他科の受診状況は
    わかりません。
    患者が他科受診を申告してもカルテさえ取り寄せていませんでした。

    精神科にかかるときはこれくらいのリスクを考えなければ
    ならないのです。
    ここに書いた病院は強迫性障害の治療でかなり有名ですが、
    有名だからよいとは限らない典型例です。
    有名ゆえに胡坐をかいているのかもしれません。
    これから受診をお考えの方にはどうぞ医療機関・医師を
    よく吟味していただきたいです。