こどもの自殺対策

年間自殺者が3万人を超える状況がここ12年続いている日本。

自殺対策の問題は国をあげて取り組むべき大きな課題となっています。

そして,未成年の自殺は全体の2%くらい(年間約600人)。

 

割合としてはわりと少なそうに思えますが,他の先進国と比べて若年層の自殺は多いほうです。

 

自殺には至らなくても,思春期のこどもたちの約70%が「死にたい」と思ったことがあり,「友達から『死にたい』と相談されたことがある」というこどもたちは約50%いる,という統計結果もあります…。

 

おとなの自殺対策も重要だけど,こどもの自殺対策もすごく大事と感じる今日この頃。

 

こどもたちには,自分が死にたいほど苦しくなったとき,友達が死にたいほど苦しんでいるときにどうすればいいのかをぜひ知っておいてほしいと思います。

 

思春期という複雑な課題がたくさんふりかかる時期に,死にたい気持ちになるのは決して珍しいことじゃないんだよ,そしてきっと抜け出す道はあるんだよ,って伝えたい。

 

自分の取り組むべき課題のひとつとして心に刻んでおこうと思います。

 

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コメント: 4
  • #1

    Maa-chan (日曜日, 17 10月 2010 17:06)

     学校という現場に出入りしていて,「ちょっとゆっくりする」「ほっとする」ことは悪いこと,のように感じることがあります。

     一昨日の記事「テンションが高く,活動的すぎる」を読みながら,今のこども達の疲労感って,常に「ゆっくり」とか「ほっとする」=悪いこと,と評価され,常に「ハイテンション」であることを求められていることが,小学生高学年~中学生になって不登校に結びつくのではないか,とも思えますし,時には本当に「落ちて」自殺にまで行ってしまうのではないか,という気もします。

     「ちょっとゆっくりいこうよ」「ホッとしにおいでよ」という場所が,学校にも地域にも必要なのかも,そんな気がしてなりません。

  • #2

    child-mental-health (日曜日, 17 10月 2010 22:54)

    コメントありがとうございます。

    学校という場所が,こどもたちにとってゆったり過ごしにくいところになっている感じはあると私も思います。そして,先生方もとってもお忙しそうなんですよね…。

    学校をギスギスしない空間に少しでも変えられるよう,自分にできることから取り組んでみたいなと思っているところです。

  • #3

    oichin (月曜日, 18 10月 2010 13:33)

    学校ということを考えると、保健室の存在が大きく左右するかも知れませんね。うちの子も、前の学校だと、行けばいつでも優しく包み込まれて安心と言っていましたが、今の学校では倒れても行きたくないって。学校によって、随分と違いますよね。

  • #4

    child-mental-health (月曜日, 18 10月 2010 16:45)

    oichinさん,コメントありがとうございます。

    保健室がよい居場所になっていることもあるし,教室外登校用の別室が用意されていることもあるし,学校によって態勢はまちまちですが,どこかに優しく包み込んでもらえるような空間があるといいですよね。

    私が中学生のときは,面倒見のいいベテランの英語の先生がいらっしゃって,英語準備室の冷凍庫にいつもアイスが常備されてて昼休みや放課後に生徒が安らぎに行くオアシスになっていました…。