2010年

12月

07日

行動を変えてもらうには

行動を変えることの大切さを身に染みて感じる今日この頃。

診察室でいろいろなお話を聴きながら,結局,行動を変えること,新しい行動を起こすことがこどもたちや青年たちに変化をもたらしてくれているんだなぁ,としみじみ思うのです。

 

そして,

 

思い切って登校再開してみるとか。

 

思い切ってグループ療法に参加してみるとか。

 

思い切って早い時間に布団から出てみるとか。

 

こういう「思い切って~する」という行動は,どんなに私や親御さんが一生懸命になってもできないことなんですよね。

 

患者さん自身にしかなしえないこと。

 

つきつめて考えてみれば,私にできることは患者さんに「そろそろ違う行動を起こしてみてもいいかも…よしっ!」という気持ちになっていただくのを応援することだけなのかもしれません。

 

それは,不安を取り除いて安心していただくことかも知れない。

 

それは,自信をもっていただくことかも知れない。

 

それは,「何とかなりそう」という希望をもっていただくことかも知れない。

 

それは,「こんな方法もあるんだよ」という情報提供かも知れない。

 

それは,親御さんに「お子さんには力があるから,一緒に応援しましょう!」と伝えることかも知れない。

 

いろいろな切り口はあれど,迷ったり悩んだり停滞している患者さんに「新しい行動をしてみよう」と思っていただくことが自分の使命なのかな,と感じるのです。

 

もしも,目の前に行動を起こさない患者さんがいるとしたら…,

それは私が自分の使命を果たせていないからだ。

 

この子が新しい行動を起こすために,今私にできることは何だろう。

 

その視点を絶対に忘れないで,診察室でお子さんや親御さんと日々お会いしていきたいと思います。

 

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コメント: 4
  • #1

    @longlong1028 (火曜日, 07 12月 2010 17:29)

    NINA先生、以前お伝えしアドバイスいただいた息子の件ですが
    夏以降しばらくは家内が夕方仕事を早めに切り上げ、息子を車に乗せて登校させていました。
    が、先月より“ぱた”っと止まりました。
    しばらく、家内が帰る前に制服に着替え、靴下を履き、待っている形が続いていて皆が部活動をする時間に職員室登校を・・
    教頭、担任、副担任先生も大変よくしていただき、続いていましたが、それもなくなりました。
    長い目で見つめていこうと思っていますが、誰も方向性?が見えない。どうすればいいのか?ってところです。

  • #2

    child-mental-health (水曜日, 08 12月 2010 00:14)

    > @longlong1028さん
    ありがとうございます。
    息子さん,どういう思いなんでしょうね。
    毎日放課後に通うのに疲れてしまったのか,放課後に通っているだけという状態に納得できなくなってしまったのか…。
    今までがんばれていたということを,今後いいかたちで活かせればいいですね♪

  • #3

    AnnaLynne (水曜日, 08 12月 2010 00:23)

    (管理人により転載しました)
    お子さんには力があるから一緒に応援しましょうと言う言葉は私だったら一番嬉しい言葉です(´∀`)

  • #4

    child-mental-health (水曜日, 08 12月 2010 00:25)

    > AnnaLynneさん
    ありがとうございます。
    親御さんに安心してお子さんを応援していただけることもすごく大事だと思っています。お子さんにとっても勇気100倍!ですよね♪