生きやすさの教科書づくり

「発達障害について・各論」の続きを書こうと思いつつ,今日も「ちょっとひとこと」記事になりますが…。

ただいま,次回のグループ療法に向けたテキストを作成中です。

 

思春期・青年期の,特に不登校やひきこもり傾向のある患者さんたちを対象としたグループ療法で使おうと思っています。

 

もともと人と関わるのがあんまり好きじゃない,そんなに得意じゃないメンバーたち…。

それなのに,わざわざ「グループ療法」へはるばる出向いて参加してみようと思ってくれている時点で,スタートラインからはすでに相当前進しているんですよね。

 

昨日の話とつながりますが,「グループに参加してみよう」と新しい行動を決意してもらうところまでが自分の大事な役割だと思っているので,お誘いしてみて「じゃあ,参加します!」って言ってもらえることがどんなに嬉しいことか…♪

 

苦手意識がありながらも思い切って参加を決心してくれたみんななので,来てもらう以上はイヤな思いはできるだけさせたくない。

 

むやみに高い目標を持って参加して,ガックリなんてきてほしくない。

 

「人付き合いとかすっごく苦手なつもりでいたけど,案外できるじゃん,僕…」

 

そんなふうに感じてもらえるのがこちらの目標だったりします。

 

だから,グループのルールもとても大切に考えています。

 

自分も,ほかのメンバーも,人付き合いが苦手だから参加してるんだよ。失敗するのがあたりまえ,お互いの失敗を許し合って,いいところを認め合って,支え合いながらグループを進めていこうね。…

 

グループ療法のなかでは相手に上手に自己主張のコツとか,自分の気持ちを切り替えるコツとか,毎日が生きやすくなる技もいろいろお伝えする予定です。

 

でも,本当にいちばんお伝えしたいことって,じつは「失敗しても大丈夫! 失敗しながらうまくなればいいんだよ」っていうことなのかもしれないな…。

 

そんなことをぼんやり考えながら,テキストのバージョンアップ作業を進めています。

 

グループ療法に参加するという行動を選んでくれたみなさんにとって,実りの多いグループにしていけますように…全力で取り組みます!

 

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