外来の仕事納めに思う

年内の勤務は明日までなのですが,今日が今年最後の外来日でした。

いつものごとく冬休みに入ってから,こどもの患者さんの受診は増えてはいたのですが,今日はちょっと「通常の冬休み」とは違う雰囲気でした。

 

というのも「冬休みに確実に受診したい!」と思ってくださっているお子さんや親御さんが,年内最後の受診日ということで早々に予約を入れてくださっていて。

 

なので高校や大学に通いながら,3ヶ月ぶり,6ヶ月ぶりに診察室へ来てくれた,というケースがいっぱいだったのです。

 

どの患者さんも,たった数ヶ月会わないだけでぐっとおとなに近づいているなぁ…としみじみ。

 

表情も引き締まって,よかったこともよくなかったことも自分のことばではきはき伝えてくれて。

 

自分に降りかかった苦難,ドキドキした初めてのチャレンジ,家族に訪れた災難…それぞれこの数ヶ月のなかでいろいろな体験があったけれど,「ええ,でもまぁなんとか乗り越えました」と語ってくれる姿の頼もしいこと…。

 

「そっかぁ,…大変だったんだね。よくがんばったよね」と目を細めてうなずくばかりの私。

 

「前の僕なら,とっくに倒れてたと思いますけどね」

「そりゃ,いつまでも高校生みたいじゃいられませんから」

 

と言い残す背中から伝わってくる自信のオーラがまぶしくて。

 

それでも「お節介かもしれないけど,もうちょっとだけ心配させてね」と言うと,しっかり春休み頃の予約を取って帰ってくれる彼たち,彼女たち。

 

こうしてこどもたち,若者たちの伸びゆく姿を間近で見守らせてもらえることのありがたさをひしひしと感じます。

 

 

来年も,たくさんのこどもたちと出会えますように。

 

そして,そのこどもたちが本来の元気な自分を取り戻してくれますように…。

 

 

自分にできることをひとつひとつ考えながら,来年もがんばっていこうと思います。

 

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