2011年

1月

04日

こどもだけじゃなくて…

今日から初仕事。診察室に久しぶりに足を踏み入れると,やっぱり気が引き締まりますね。

今年初めての診療,「自己肯定感」を意識しながら進めていきました。

 

ここ数年,自分のなかでいちばん大事にしているテーマが「自己肯定感」。

 

「今の自分はO.K.だ」「俺ってなかなかいいぞ」「悪くないかも,私」…ひとによって感じかたはいろいろだと思いますが,自分の存在を自分で認めてあげられる,O.Kだと思える,そんな気持ちのこと。

 

この気持ちを何としてもこどもたちにもっていてほしいのです。

 

でも「自分っていいな」って思えるようになるのは,自分だけの力では難しいんじゃないのかな,って思うのです。

 

それは,自己評価というものはどうしてもまわりからの評価によって揺れ動くから。

 

まわりの人がどんなに自分を認めてくれても自分のことを「いいな」と思えないということもあるけれど,自分のことを自分で認めていてもいつもまわりからけなされていたり大事にされないでいるとやっぱり自己評価は保てなくなってくるもの。

 

そして,自己肯定感がもてないと自分のことが大切にできないし,相手のことを大事に思う余裕を持つこともできなくなってしまいます。

 

逆に,自己肯定感を保てているひとは自分を大事にするし,相手のことを大切にすることができて,それによって相手の自己肯定感が高まりやすくなるということです。

つまり。

 

こどもたちの自己肯定感を育てよう,伸ばそうと思ったら,その子に関わる人たちの自己肯定感も高めたほうがよりうまくいく,ということになります。


それはたとえば学校の先生方であり,親御さんであり,きょうだいたちであり,…そしてもちろんこどもたちと接する私自身にもあてはまること。

自己肯定感は伝染する。

インフルエンザみたいな病気が伝染するのは困るけど,自己肯定感みたいなステキなものが伝染するのは大歓迎です!

そんな仕組みを作れたら嬉しいな。

…そんなことをぼんやり考えた,新年初仕事の日でした。

ブログトップ へ