2011年

1月

16日

調子を崩したとき,忘れないでほしいこと

この週末,熱を出したりちょっと調子を崩してPCに向かう時間が少なくなっていたのですが,ようやく復活してきました。

調子を崩すといえば,身体だけでなくて心の場合もあるわけですが…(もちろん,両方同時に調子が崩れることもありますね)。

 

たとえば,うつ病の患者さん。

 

うつ病の患者さんはわりと何でもがんばってしまう方が多いので,「がんばるのは8割くらいで止めておきましょう」なんて主治医から言われることが多いだろうと思います。

 

私も以前同じように患者さんにお伝えしたことがありましたが,それでもがんばりすぎてしまう方がいらっしゃったり,私にはとてもがんばっていらっしゃるように見えても「いえ,全然ダメです。とても8割なんてできてません」とおっしゃられたり。

 

それで,ようやく気づいたことがありました。

 

「8割」というのは,そのひとがもっている本来の「全力」の80%という意味ではない,とちゃんとお伝えできていなかったということを。

 

お伝えしたかったのは「今出せる最大の力」の8割でやめておく,ということなんですよね。

 

がんばりメーターを振り切らないで,余力を残しておく。

 

残した部分で,少しずつエネルギーを充電して蓄えていく。

 

もっとがんばりたい気持ちをぐっと抑えて,今がんばらないことが未来の元気な自分につながるんだと信じて。

 

 

もしも今,うつ病に苦しんでいて「8割の力で」と言われている方がいらっしゃったら。

 

あるいは,お子さんやご家族がそんなふうに言われているとしたら。

 

ぜひこのことを忘れないで,しっかり力を溜めて元気になっていただきたいな,と思います。

 

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