2011年

1月

24日

初診で見える明るい未来。

ひきこもりが主訴の新患さんから予約が入ったとき,いちばんドキドキすること…,

それは「当日,ご本人が来てくれるかしら?」ということです。

医療機関によってルールは違うと思うのですが,うちの病院ではひきこもっているお子さんに関するご家族のみの受診もお受けしている(もちろんそのときは親御さん名義でカルテを作りますが…)ので,初診のときを迎えないとどなたが来てくださるかがわからないのです。

予約される時点ではご本人の診察になる予定でも,その日になってお子さんが「絶対行かない」とおっしゃるケースもありますもんね,


今日もそんなドキドキの初診がありましたが,ちゃんとご両親と一緒にご本人も来てくださいました!

とっても嬉しかったのですが,親御さんとご本人と一緒にお話しするうち,なぜお子さんが初診から来院することができたのかがだんだん見えてきたのです。

お子さんが家でやっていること,お子さんがひとり暮らしのときできていたことなどの話題になると,必ずといっていいほどお母さんもお父さんもお子さんのことを褒めるのです。

すごくさりげないのですが,「男ですけどこの子の部屋,よく片付いてるんですよ」「料理とかササッとやれるよね」「だいたい素直ですからね,昔からずっと…」みたいに,ことばの端々からご両親がお子さんを認めてあげていることが伝わってきます。

「お母さん,そうおっしゃってるけど…?」とお子さんに振ってみると「ええ,そうですね」とご本人から笑顔で返ってきたりして。

初めてお会いしたのに,すでに明るい未来が見えているように感じました。

このご両親のサポートがあるならお子さんには診察室へ通っていただくまでもないかもしれないけれど,せっかく出会えたので私にできるお手伝いを少しさせていただけたら嬉しいな。

そして…このご両親の子育て,私も真似させていただこう! と思いました。

ブログトップ

コメントをお書きください

コメント: 2
  • #1

    aromafoo (火曜日, 25 1月 2011 06:17)

    はじめまして。
    ツィッターで先日フォローさせて頂きました。

    ひきこもりの支援のボランティアを細々とやっているカウンセラーです。

    どうぞよろしくお願い致します。

  • #2

    child-mental-health (火曜日, 25 1月 2011 23:18)

    > aromafooさん
    はじめまして。ご挨拶ありがとうございます。
    ひきこもり支援,とてもエネルギーと根気が要りますよね。おつかれさまです!
    twitterのほうでもよろしくお願いします♪