もっとわかりやすく,もっと役立つように。

週末,地元の研修会に参加してきました。
講演のテーマは,広汎性発達障害。

講演の主旨はとてもわかりやすくて,「いろんな用語が飛び交い,いろいろに説明されている広汎性発達障害の基本特性をもっとシンプルに説明してみよう」というもの。

大まかに言えば,「対人相互的反応(相手との関係性のなかで自分がどういう行動をとるか)」と「強迫性(いつも同じ状態・順番,ひとつのことに集中,規則に忠実…)」のふたつで基本特性を説明しちゃおう,ということ。

そこに「感覚性(刺激をどう受け止めるか)」といった要素もブレンドされる,というお話もありました。

いわゆる「三つ組」とはちょっと違う理解の仕方ですよね。

でも,とても新鮮だったし理解しやすい考えかただなぁ…と思ってお話に聴き入りました。

発達障害の臨床・研究はまだまだ発展途上。

いろいろな見かたができる複雑な症状を,どういう軸で切り取ってどう評価すればわかりやすいのか,どういう眺めかたをすれば支援の手立てが考えやすいのか。

そんなことを意識しながら,世界中のたくさんの専門家のもとで今も毎日さまざまな研究や実践が積み重ねられているところなんですよね。

究極の答えにたどり着く日が来るかどうかはわからないけれど,昨日よりもわかりやすい理論,今日よりも役立つ支援が見つかっていくことはやはり喜ぶべきことなのだろうと思います。

私自身も常にアンテナの錆を落としながら,新しくて役立つ情報を敏感にキャッチしていきたいと思います。

大切な情報はみんなでシェアできたら嬉しいですよね。

自閉症スペクトラム