自分で選ぶということ。

最近,ふとしたときによく考えることがあります。

それは,「自分で選ぶ」ということ。

進学,就職・転職,結婚や離婚,友人選び,趣味探しなんかも含めて,自分で何かを選んだり決めたりする場面って人生にはたくさんありますよね。

そこでつまずいて身動きが取れなくなってしまっている患者さんに出会うことがとても多いのです。

選ぶことや決めることが極端に苦手だったり,怖かったり。


実際選んで挑戦してみたら,それがよかったとか失敗だったとかわかるけれど,選ぶ前にいい結果になるかどうかなんてわからない。

挑戦して失敗したなら,引き返したり軌道修正したりもできるけれど,何もしなければずっと今のまま。

だから,何かを選んで一歩踏み出すことってとても大切だと思うんです。


でも,それが頭ではわかっていても踏み出せないとしたら,それはとても苦しいこと。

今のままが続く苦しさ,そしてきっと,はじめの一歩を踏み出せない自分に感じる怒りや苛立ち…。


選ぶことへのサポートも必要だと思うけれど,まずは「今すぐ選べない苦しさ」をわかってもらうことの重要性も忘れてはいけないなと思います。

大事な選択ができるようになるそのときまで,何とかお手伝いさせていただけたらいいなぁ,と思っています。

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コメント: 2
  • #1

    アヤヤ (金曜日, 25 3月 2011 18:37)

    初めまして。私は臨床心理士になりたいと考えております。今年で30歳になりますが、この年齢の割りに多いと思われるたくさんの方の死をみてきました。仕事上でというわけではありません。大切な人を亡くし、自分が生きる希望を失ってしまったこともあります。だからこそ人を支える仕事をしてみたいと思いました。
    そこで、お伺いしたいことがありコメントさせて頂きました。
    一生をかけてやり抜きたいと思う仕事だからこそ、正直本当に自分に務まるのだろうか不安がおおきくなります。特殊なお仕事だけに理想と現実のギャップがうまく想像ができません。先生が感じられた苦悩や仕事に対するやりがいはなんですか?
    またどんな人が向いているお仕事だとお考えになられますか?是非教えて下さい。
    お願い致します。

  • #2

    child-mental-health (金曜日, 01 4月 2011 00:48)

    > アヤヤさん
    コメントありがとうございます。お返事遅くなってごめんなさい。
    うまくお答えできるかどうかわからないのですが…私自身は臨床心理士や精神科医が特殊な仕事だとは思っていないかもしれません。とてもやり甲斐はあると思いますし,でも患者さんやご家族のニーズに対してうまくお手伝いできなかったときには反省したり落ち込んだりすることもあります。

    自分自身の経験に基づいて患者さん・クライアントと接するわけではありませんが,いろいろな経験をしていることが間接的に臨床に役立ってるなぁと感じることはよくあります。

    向いているひとは…人間に興味があって,少し図太いひと,でしょうか。あくまで私の個人的なイメージなので,異論のあるかたもいらっしゃるかと思いますが…。

    また遊びにいらしてくださいね。