思い出していただく立場…

先日,以前少し一緒にお仕事させていただいたことのある同年代の同門の精神科医の先生から病院に電話が掛かってきました。

「ちょっと聞きたいことがあるんだけど,今いい?」と始まったその電話。

ここ最近その先生が診ていらっしゃる自閉症スペクトラム特性をもつ青年患者さんをどうアセスメントしてどう支援するか,という質問のお電話でした。

職場とどう連携するか,親御さんにはどのように関わっていただくか,診断はどう考えればよいか,他機関へのつなぎはどうするか…。

私自身も,もしその患者さんが自分の診察室へ来てくださったらどんなふうに診療や支援を進めさせていただくかを考えながら精いっぱいお返事させていただきました。

以前からその先生のことはとても誠実で真面目な先生だと感じていたけれど,忙しい総合病院に勤めながらこんなにも丁寧に自閉症スペクトラムの青年と関わってくださっていることをとても嬉しく感じました。

同時に,青年期発達障害を専門としているわけではないけれどこういうときに思い出していただく立場にある自分というものを改めて自覚して,こころが引き締まりました。

私自身ももっともっと支援の腕を磨かなくてはいけないのはもちろんですが,これからは地域の先生方に私が身につけたものをもっともっとシェアしていかなくちゃ。

患者さんとの出会いのなかでどんどん学びを積み重ねていきたいな,と思いました。

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