2011年

4月

19日

診断書の書式変更。

あまり一般に広く周知される話ではないかもしれませんが,今年度から精神障害者保健福祉手帳の診断書の様式が大きく変わります。

これがみなさんに広く伝えられないのは別に内緒にしなくてはならないからということではなくて,診断書を書くのは精神科医を中心とした医師なので,手帳の新規申請や更新を希望する患者さんやご家族にとって特に手続き上変更となることはないからです。

どんなふうに変更になったかを大雑把に言うと(各自治体によって書式が微妙に異なるのですが,日本全体の診断書の方針をこのたび厚労省が変更したので全国的に書式が変わるはずです),発達障害や高次脳機能障害など,従来の診断書の書式では書き表しにくかった困難さがより記載しやすくなったのです。

発達障害特性をもって社会のなかで過ごしづらさを感じている患者さんたちが,精神障害者保健福祉手帳を取得しやすくなる,つまり必要な支援を受けやすくなるという流れは歓迎すべきことなのかな,と感じています。

でも,この流れが進むと「やっぱり発達障害は精神障害ということか?」みたいな議論が出てきても不思議ではないかもしれませんね…。

そういえば,この「こころの小枝」で発達障害と手帳について触れたことがなかったなぁ…とふと気付きました。

自治体によって,各医師によって,取り組みかたや考えかたに多少幅があるかもしれませんが,これからの記事で少し触れてみようと思いますので,興味のあるかたはお待ちいただけたら嬉しいです。

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