2011年

6月

06日

「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」

この本もやっぱりどうしても本棚に入れたい1冊。

「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」

先週末には劇場版も封切りされましたね。

原作よりさらにドラマチックに脚本がアレンジされている部分もありましたが,映画もとてもよかったです♪


…それはさておき,原作となったこちらの書籍の話。

じつは私自身は,ドラッカーという人物のことも,ましてやマネジメントなどというもののことも,全然関心も関係もない生活を送っていました。

この本を読んだのも,twitterでよく見掛けるタイトルだったので(当初は「女子マネドラ」なんて略称が広まっていました…)何となく書店で手に取ってみたというのが正直なところでした。ちょっぴり萌え系(?)な表紙にも特別惹かれなかったけど,読みやすい本なのかな,という印象は持ちつつ。

軽い気持ちで読んでみた結果,まさか何度も繰り返して読みたくなる本になるなんて…まったく予想外な展開でした。

ご存じの方も多いと思いますが,表向きは爽やかな青春小説です。甲子園を目指す高校野球部のサクセスストーリー。

でも,なぜかとても心に響くのです。

ドラッカーの「マネジメント」を信じてそれこそ真摯に取り組むみなみ。はじめはやや空回り気味なのですが,親友,部員,監督,…段々周りの人たちにもみなみのやろうとしていることが伝わって,どんどん味方も増えて,影響の輪が大きく広がって…,

甲子園に行けるかどうかという問題だけじゃなく,自分もこんなふうに真摯に取り組めば,周りの人たちを巻き込んで何かすごく大きくて素敵な変化が起こせるんじゃないか,と自分に重ね合わせて読みながら勇気をいっぱいもらえるからかもしれません。

もしもまだ読んだことがない人には,騙されたと思ってぜひ一度読んでいただきたい1冊です。

ひとりでも多くの人に,ドラッカーの「マネジメント」に興味を持ってもらって,みんなの力で世の中を動かしていけたらいいな。

そんな希望を抱かせてくれる,不思議な本です。

小枝の本棚