2011年

6月

13日

全員一緒は無理がある!

先日のこと,小学校の先生と電話で連携を取らせていただく機会がありました。

新年度に担任交代となったので,この先生とお話しさせていただくのは今回が初めて。

お子さんは長い間じっと座っているのが難しかったり,時間をきっちり守りたいとか自分のイメージどおりに学校生活が進んでほしいというこだわりがあったりするので,きっと新しい先生もいろいろ悩みながら対応してくださっているんだろうなぁ…と思って「こちらでも診させていただいているのですがなかなか症状のコントロールがうまくいかず申し訳ありません」とお伝えしたら,ちょっと意外なお返事が返ってきました。

「あの子の気分が乗るときと乗らないときがあるのはわかっていますし,タイミングをみながら声を掛けるようにしています。きっとクラスという集団の中でいろいろ我慢してくれていることもあると思うし,何でも全員一緒にというのも無理がありますから,こちらでも少し融通を利かせながら関わっていこうと思っています」

お母さんからお聞きしていた「おおらかに受け止めてくれる先生」ということばと先生のお話がパズルのようにカチッとあたまのなかではまりました。

実際このお子さん自身,今年度に入ってから「学校が毎日楽しくなった」と話してくれています。

かなり大規模な学校なので通常の教室のなかで個別に対応することはとても大変だろうと思いますが,この先生のあたたかさと柔軟さをとてもありがたく感じました。

「何でも全員一緒にというのも無理がある」ことを前提にひとりひとりのこどもの個性をみていただけるのは本当に嬉しいこと。

この先生のような先生がどんどん増えてくださったらいいなぁ…と思ってしまいました。

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