笑顔がこぼれ出す。

ひきこもり傾向のある青年たちのグループセミナー。

いつも回を重ねるに連れて,少しずつ参加メンバーの変化が感じられることがスタッフにとってじつはすごく楽しみなことなのですが,また今月も嬉しい変化を見つけることができました。

まずは何よりも,彼らの表情。

初回には緊張してこわばった雰囲気があったけれど,2回目にはずいぶん安心した顔つきで部屋に入ってきてくれたことにとてもホッとしました。

そして順番に話をしてもらっても,自分のことを喋りながら思いっきり口角を上げて笑ってくれたり,ほかの人の話を聞きながらニッコリ頷いていたり,誰かが少しおちゃらけたらクスッと笑ってみたり,「じつは昔こんなことが得意で…,あ,でも今は無理だけど」って恥ずかしそうな笑顔を見せたり。

とにかく笑った表情がいろんな場面でみられるようになったんです。

これは本当に嬉しいこと。

スタッフ抜きでメンバー同士が会話をする場面はまだほとんどみられないけれど,それでも笑顔があちらこちらからこぼれるだけでも,会の雰囲気はとっても和やかに…。

柔らかい空気の流れるセミナーになってきたな,と感じました。


会が終わった後,メンバーのひとりにたまたま「今日どうだった?」と声を掛けたら,「まだ普通に喋ったりはできないけど,俺が部屋に入ったとき会釈してくれたメンバーがいて,それが嬉しかったです」って教えてくれました。

私たちが気付かないような微妙なところでも,彼らはコミュニケーションを始めていたんですね。

みんなが顔を合わす頻度は少ないけど,回数も限られているけれど,上手にこのチャンスを活かしてもらえたら私たちにとってこんなに喜ばしいことはありません。

スタッフ自身もこの限られた機会をみんなに有効に使ってもらえるよう,大事に作りたいと気合いを入れ直す,そんな会になりました。

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