説明力,めきめき

先日の記事に書いた「アドリブ説明力」の続きになりますが…,

就労準備を始めた自閉症スペクトラム特性をもつ青年3人に,説明力を鍛えるワークシートへそれぞれ記入してお互い発表してもらう,という集まりをスタッフが始めてくれました。

…鍛える,といっても,ワークシートの内容は楽しい感じなのですけどね。


3人一緒にやってみると,とても面白いことが起こりました。

それぞれの書いた説明を見せあいこした後,自分以外のふたりが書いた説明についてお互いにポジティブフィードバックをしてもらうことにしたのですが,1回目はひとりずつの個性があらわれた説明をしていたのに,一度相手が書いたものを見たあとに次のシートに取り組んでもらうと,もうそれぞれが「彼の説明のこういうところがよかった」と感じた部分を上手に取り入れて,自分でも試してみているのです。

まさに相乗効果。

「僕の説明は細かすぎると思った」
「Aくんみたいに,もっと早く書き上げたい」

目の前でほかの人と同じことを一緒にしながら,自分の課題を自然に見つけ出してクリアしていく姿は本当に頼もしくて。

説明することがもともと得意ではないと感じている彼らだけど,やっぱり練習を重ねることって大事なんだなぁ,と感じました。

ひとりで取り組むのはつらいかも知れないけど,仲間がいるとがんばれる,というのも大きいんでしょうね。

自閉症スペクトラム