2011年

8月

29日

恋の花咲く…

診察室へ親御さんと思春期のお子さんが一緒に来てくださっているときにも,普段からときには親御さんだけ,ご本人だけからお話を聞かせていただいたりするのですが,…

こちらからそういう提案をしていないときに,こっそりお母さんが「先生,じつは…」と笑顔で近づいてきて話してくださることがあります。

そういう場合に多いのは,こんな話題。

「あの子,彼氏(彼女)ができたみたいなんです…」

驚く私,さらに笑顔になるお母さん。

大抵はその後ご本人から私に話してくれるのですが,まずはお母さんからこっそり速報(?),といった感じです。

そして,彼氏や彼女ができたことで,お子さんの行動は大抵よい方向に変化しています。

がんばって勉強するようになったり,真面目にバイトに出るようになったり,ちゃんと早起きして学校に行くようになったり,おしゃれに気を遣うようになったり,今まで家で過ごしがちだった休日もデートに出掛けてみたり…,

思春期らしく,年齢相応にアクティブになるという感じ。

お付き合い自体が長続きするとは限らないけれど(この時期の恋愛って大抵そんなには続きませんよね…),別れたとしても彼氏・彼女ができたことで変わってきたお子さん自身のアクティブさは案外キープされることが多かったりします。

そして,別れたこともあっけらかんと報告してくれる姿は,不登校やひきこもり傾向がみられた頃のその子の雰囲気とは全然違っていたりして。

そもそも,お付き合いする相手ができた時点で,その子を「魅力的だな,ステキだな」と認めてくれる異性がいるということですよね。

だから,彼氏・彼女ができたというニュースをお母さんやご本人から聞くと,そのこと自体にものすごく嬉しくなる私です。

そんなにも魅力的な人なんだということを親御さんやお子さんと一緒に喜んで,その恋がうまくいってもいかなくても成長や自信回復のひとつの大事なステップにしてくれたらいいなぁ…と思っています。

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