2011年

8月

30日

問われているのは,私の…

診察室である程度調子が整ってくると,自閉症スペクトラム特性をもつ青年たちも就労に向けて準備を進めていくことになります。

就労に向けてのアクションの起こしかたは,それぞれです。

病院に通っていただくだけでは仕事とつながるための具体的な道筋はほとんど見えてこないので,さまざまな就労支援機関と連携を取らせていただいています。

何人か立て続けにお世話になって,すっかり顔馴染みになってしまうほどの支援者の方がいらっしゃったり,初めてお世話になる機関にドキドキしながらお電話させていただいたりしています。

青年たちの主治医という立場で,彼らの強みや持ち味を就労支援の専門スタッフの方にアピールすることや,逆に「こういう方向の負荷が掛かると苦手さが目立ってしまうかも…」とご配慮いただきたいところをはっきりお伝えすることは,とても丁寧にしようと心掛けています。

彼らの強みが発揮できるようなお仕事への就労に結びついてほしい…そのために私にできることは,診察室で彼らや親御さんをサポートするのはもちろんだけど,就労支援のプロと彼らをつなぐコーディネーターの役割もとても重要だと思っているのです。

じつは,いちばん問われるのは私自身のコミュニケーション能力だったりして…(笑)。

そんなことを考えながら,おひとりおひとりのがんばりをドキドキしながら見守っているところです。

彼らが少しでも安心して,自信と誇りを持ってお仕事できる日が来ますように…。

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